12月16日(金)スペシャルオリンピックス

 小池東京都知事は、東京オリンピック・パラリンピックのバレーボール会場について、「有明アリーナ」を新設することを表明したと報道があった。オリンピック・パラリンピックについては、脚光を浴びているが、スペシャルオリンピックスについては、なかなか認知を頂いていないのが現状だ。スペシャルオリンピックス(SO)とは、知的障害のある人々の自立と 社会参加をめざして、日常的なスポーツトレーニングとその成果を 発表する場である競技会を提供する国際的スポーツ組織だ。1962年、故ケネディ大統領の妹ユニス・ケネディ・シュライバー夫人が自宅の庭を開放して開いたデイキャンプがスペシャルオリンピックスの始まり、1968年ケネディ財団の支援を受けて組織化され、第一回夏季世界大会がシカゴで開催され、その後活動は全米から世界へと広がった。1988年には、IOC・国際オリンピック委員会より、「オリンピック」の称号の
使用を認められ、現在では世界の170カ国以上の国々で、約469万人のアスリートが、活動に参加している。ちなみに、日本では1944年 「スペシャルオリンピックス日本」が設立された。
 さて、午後6時半から仙台市福祉プラザで認定NPO法人スペシャルオリンピックス日本・宮城2016年度第3回理事会に出席、11月6日宮城県総合運動公園グランディ・21で開催された第1回スペシャルオリンピックス北海道・東北ブロック大会ほかについて報告、2017年度の事業計画(案)・活動予算(案)、SON・宮城 第3次中期ビジョン策定(2017年~2021年)等を協議した。どうか、広く障がいのない社会構築に一層促進していく。

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