3月16日(木)記憶の街

 ご連絡をいただき、昨日からスタートした『記憶の街ワークショップin大川地区』を見学に石巻市河北総合センターへ。既に到着していた近藤さんに御案内をいただき、震災の津波で失われた街並みを後世に残そうと、住民らが製作に取り組んできた模型展示に感動だ。震災前の石巻市大川地区にあった間垣、釡谷、長面、尾ノ崎など4つの集落を、500分の1の大きさで復元させた模型を神戸大学などの学生が航空写真をもとに製作した白い模型に、住民らが記憶をたどりながら色付けなどをしてきた。亡き妹が住んでいた長面江畑や大川小学校付近にはかつてあった桜の木や周辺の家並みなど、震災前の風景が色鮮やかに復元されていた。懇談で、この模型をどう保存活用するかや中島みゆき先生との懇談で検証しながら住まいや防潮堤について懇談した。大切なものがしっかりと見えてきた。

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