6月9日(金)変わる
日本経済新聞春秋に、東京都議会が、都道での電柱新設を原則禁止する条例を可決したことで往年のフォークソングで電柱について紹介していた。確かに、景観を害し災害時の危険も大きいと、かねて電線の地中化を唱えてきた小池百合子知事の公約でもある。『昨年は国の無電柱化推進法も施行された。電柱大国ニッポンの景色もようやく変わろうとしているのかもしれない、と思うが道はなかなか遠いようだ。戦前から地中化を進めた欧米と違い、日本には電柱が3500万本ある。東京や大阪の無電柱化率は1割に満たず、巻き返しに必要なコストは膨大だ。そういえば「大阪で生まれた女」にもこんな一節があった。♪踊り疲れたディスコの帰り/電信柱にしみついた夜……。電柱はわれらの心にもしみついているのだろうか。』という。変わることが出来ないのは既得権益の保持と変化しない今までの方が楽だからだ。変わりやす天気と違い保守的なのだろうか。
さて、NPO法人障碍児と共に歩む会の平成29年度総会が午後6時半から大もり屋で開催された。障碍者への社会環境は随分と変化してきたが、まだまだこれからだ。それでも、17年が経過し新たな展開をという提言をいただき活気あふれた。自宅に帰って、本日到着した日経ビジネスを読む。テーマは、『「空飛ぶクルマ」の衝撃 見えてきた次世代モビリティー』で、わくわくする大転換期だ。自らも変化に対応したクオリティーの高い活動を実施していきたい。