12月13日(水)江戸の習わし
路線バスやコミュニティバスの乗り継ぎの拠点となっている道の駅「上品の郷」が、全国のモデルとなる「道の駅」のひとつに選ばれたというNHKニュース。石巻市小船越の国道45号線沿いに、合併時(河北町)に12年前に開設された道の駅だ。その名の通り、市内の仮設住宅などを回るコミュニティバスと市の中心部に向かう路線バスの停留所を、敷地内の1か所にまとめ、乗り継ぎをしやすくしていて、待合所は、バスを待つお年寄りたちの憩いの場にもなっていまる点が国土交通省から評価されたようだ。
さて、読売新聞編集手帳に『 師走の江戸川柳という。<銭金がこうたまればと十三日>。この時代の風習を知らなければ、何のことだかわからない◆12月13日は、年に一度の大そうじ「煤(すす)払い」の日だった。たまったものは、ちりやほこりだろう。はたきを手に駆けずり回るまげ…』が紹介されていた。確かに、調べると江戸時代から「12月13日が大掃除」を行う日だと決められているようだ。断捨離や整理整頓という言葉があるが既にこの時代から実施されていたことのようだ。師が走り回っているくらい忙しい中だが、年末の大掃除はしっかりと行う事が新年の神様を迎えるためススを払う(祓う)大掃除だ。復興がらみでいろいろな話が出ているが、もう東日本大震災から6年9ヶ月が過ぎた。是々非々、ススを払拭しスッキリといきたいものだ。