12月30日(土)競争

 NHK東北WEBニュースで『農業に関連する新規事業などへの支援をよびかける宮城県のクラウドファンディングに、今年度これまでに880万円余りが集まったことがわかり新たな支援の形として広がっている。「みやぎ食と農のクラウドファンディング」は、農業に関連する新規事業や商品開発に対しインターネットを通じて全国から支援を募るもの。』と報じていた。確かに、農業の新たな展開は面白い様相だ。また、地域未来投資促進法に基づき市町村と共同で策定した2つの基本計画が国の同意を得た。埼玉県全域で製造業や物流業を中心に企業立地を進めるほか、鶴ケ島市など13市町ではあらゆるモノがネットにつながる「IoT」や人工知能(AI)などを活用した先端産業の集積をめざすもので明るいニュースだ。成長分野への投資を促し、地域経済全体の稼ぐ力の向上につなげることができる。しかし、わが国で自慢の出来る「ものづくり」に対して今年は不祥事が次々と明るみに出た。改革という以前に問われるのは企業の自浄能力だろう。
 さて、年末の挨拶でいろいろ1年を振り返ったことや来年への動きなど懇談した。黒から青、いわゆるべた凪のブルーオーシャンから燃える赤、競争原理を用いるレッドオーシャンへだ。喧々諤々、競争無きは発展なしだ。正月飾りを終えて柏手を打つ。心身ともに締まってくる。今年も、あと1日だ。

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