3月9日(金)責任の所在

 朝から雨。前線を伴った低気圧の影響で強い風が吹き、大雨となった。仙台管区気象台によりますと、前線を伴った低気圧の影響で、最大瞬間風速は女川町で午前7時すぎに29.9メートル、石巻市桃生で午前8時前に22.7メートルを観測、また、東部を中心に大雨となり、午前11時40分までの24時間に観測した雨の量は、気仙沼市で153ミリ、石巻市雄勝で92.5ミリといずれも3月としては観測史上最も多くなった、と。スッキリしないのは国会審議でもだ。さらに、学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地売却取引に携わっていた財務省近畿財務局の男性職員が7日に神戸市内の自宅で死亡していたことが9日、捜査関係者への取材で分かった。現場の状況から自殺とみられるという。夕方には、森友学園への国有地売却問題をめぐり国会で答弁に立っていた財務省の前の理財局長で、国税庁の佐川宣寿長官が辞任する意向を固めたことが国税庁関係者への取材でわかったという報道だ。自民党の石破元幹事長はニッポン放送のラジオ番組で、早期に事実関係を明らかにするとともに財務省の佐川前理財局長が国会で説明すべきだという考えを示したとも伝えられる。
 今朝、仙台のご指南役から行政の問題について伺ったが、まさに、東日本大震災で多くの尊い命が奪われた大川小学校の聞取り調査報告書作成に関して削除されたり破棄されたり何が正義か理解できない。改めて似ていると感じる。4月26日判決が出るが、しっかりと責任の取り方を注視していきたい。

コメントは受け付けていません