10月4日(木)二番目の悪者
NHK東北 NEWS WEB で「人気者のライオン 死を悼む」があっぷされていた。内容は、『仙台市の動物園で飼育していた唯一のメスのライオンが先月28日に死に、訪れた人たちが人気者だったライオンの死を悼んでいます。』というもの。ライオンといえば先日感動した絵本を注文し本日受け取った。「二番目の悪者」だ。10月1日にレジリエンスバーで、心の復興応援活動の一環として、元NHKアナウンサー『村上信夫さんによる朗読会』で村上さんから紹介のあった本だ。1ページ目で「これが全て作り話だと言い切れるだろうか」から始まるが、内容は「 金色のたてがみを持つ金ライオンは、一国の王になりたかった。自分こそが王にふさわしいと思っていた。ところが、街はずれに住む優しい銀のライオンが「次の王様候補」と噂に聞く。ある日、銀毛のライオンが王様に選ばれるのを阻止するため、金毛のライオンは銀毛のライオンの悪い噂を広めました。その後、悪い噂が独り歩きしていく様子や、金毛のライオンが王様になってから国が滅びていく様子が分かりやすく描かれていました。こんな風になったのは誰のせい?一見、金毛のライオンだけが悪いように感じられますが、ラストの野ネズミのセリフがハッと気づかせてくれるような展開になっている。登場するのは動物ばかりで、人間はひとりも出てこないが、人間界の縮図だ。目覚めよ!覚醒せいよ。