11月5日(月)パートナーシップ

 石巻市議会の会派視察でニュー石巻行政視察8日まで沖縄県、創生会と石巻復興の会行政視察を合同で7日まで北海道に出発。こちらは、朝から小雨が時折降る中、宇都宮二荒ライオンズクラブと石巻日和ライオンズクラブと南浜町で植樹を実施した。同級生・こころの森代表古藤野さんに東日本大震災からの復興と植樹、陶器などについてお話いただいた。特に、1700世帯あった南浜町感慨深い。その後、市内御案内しランチで交流。
 午後2時からは石巻市防災センターで性的マイノリティ講演会。「LGBTは、いないのではなく、『見えていない』だけ」〜性的マイノリティを知り、渋谷区の同性パートナーシップ制度から学ぼう〜に出席。
◇第1部 講演 渋谷区長 長谷部 健 氏
①渋谷区基本構想について
成熟した国際都市へと進化してゆくためにに、渋谷区は「ダイバーシティとインクルージョン」という考え方を大切にする。
暮らす人々のあらゆる多様性(ダイバーシティ)を受け入れるだけにとどまらず、その多様性をエネルギーへと変えてゆくこと(インクルージョン)。人種、性別、年齢、障害を超えて、渋谷区に集まるすべての人の力を、まちづくりの原動力にする、「街の主役は人」だという考え方の本質。
②渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例と、パートナーシップ証明が生まれるまで
条例により、男女の人権の尊重とともに、「性的少数者の人権を尊重する社会」の形成を推進しているとアメリカを回った話しから議員となって取り組んできた経過を伺い、パートナーシップ証明は、法律上の婚姻とは異なるものとして、男女の婚姻関係と異ならない程度の実質を備えた、戸籍上の性別が同じ二者間の社会生活における関係を「パートナーシップ」と定義し、一定の条件を満たした場合にパートナーの関係であることを証明。証明書の交付申請の受付を平成27年10月28日から、証明書の交付を11月5日から行っている。
◇第2部 講演 渋谷区男女平等・ダイバーシティ推進担当課長 永田 龍太郎 氏
①LGBTの基礎知識
ダイバーシティとインクルージョンについてインクルージョンが大事。自分の内側を見て「多様性」に気づいてみる。NTTドコモのCM。LGBTを含む性的少数者は5~10%。「他人ごと」ではない。ソジSOGI→自分を含めた性の多様性を尊重し合う。取り巻く状況の事例。
②渋谷区の取り組みと課題
LGBT施策には、直接的支援と、啓発・取組促進の2つの柱がある。直接支援はLGBTを含め、多様な性的少数者や、当事者家族への支援。啓発・取組促進は、区民、事業者、行政/組織内の3つに分類され、一般区民や子どもと保護者、企業、学校、病院、福祉系、都市/施設整備、外郭団体、などとなっている。基本的には常に「差別や偏見はマジョリティの問題」であることを念頭に置いた取り組みが行なわれていて、まずは市民等の理解を促進する啓発に力が入れられてる。LGBT

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