8月3日(土)支え

 Reborn-Art Festival 2019開会式典(オープニングセレモニー)が石巻市役所北側玄関前で開催された。松村事務局長の進行で、実行委員長亀山石巻市長挨拶、実行委員が紹介され、祝辞を村井知事代理遠藤副知事が代読、同じく実行委員長小林一般社団法人APバンク代表理事が行いテープカットで58日間の開幕。フォトセッション後に、市長から今回会場となる小積浜ではご苦労様と労いただいた。今回、初めて会場となる小積浜と網地島(8月20日から)両エリアを含む7地区が舞台となる。展示内容を企画する7組のキュレーターが国内外のアーティストの現代アート作品など。牡鹿半島の食と自然を巡る参加型イベントも初めて開催となる。「石巻フードアドベンチャー」は地元の猟師と一緒に鹿料理作りを体験するツアーなどを予定されている。セレモニーを終えて菩提樹渡波で葬儀告別式に参列。
 午後からは、石巻市水産総合振興センターで『〜まなぶ・しる・つながる〜石巻圏域地域こども食堂フォーラム2019』に出席。こどもの居場所作りの場として、地域のこども食堂を開催している団体と支援していただける行政・企業のつながるきっかけの場として、石巻圏域初!の開催です。もっと、たくさんの人にこども食堂を知ってもらえたら幸い。兼子代表が挨拶し、第1部基調講演では演題『つながる宮城のこども食堂』〜せんだいこども食堂の取り組みから見えてきたこと〜として、門間尚子せんだいこども食堂代表を講師に「東日本大震災から5年」被災地で困難をかかえる子どもへの支援・食事の提供と食事を楽しむ環境の提供をしたいと、2016年2月8日に仙台でもこども食堂を発足。Facebookページなどでの広報を行い、多くの方のお力添えも受け、同年4月3日に仙台で初めての「せんだいこども食堂(代表:門間尚子)」がスタートした。これまでの取り組みと課題や現状を踏まえてお話していただいた。こども食堂は多くの場で言われている「子どもの貧困対策」だけでなく、様々な形の困難を抱える子どもや保護者にとって、必要な場であることを実感。「子ども連れで外食をすることがなかったので、こども食堂があってよかった」「おとな同士で話す場を求めていた」「子どもが生き生きとする顔を見られてとても嬉しい」などの声が寄せられていると言う。継続し、行政・市民の役割は人口減で、こども食堂とこどもの居場所の維持は「連携・情報・ネットワーク」を大事にお互い一緒に支えながらと結んだ。
 夜は、大街道清月記で焼香し、伯母(父の姉)の通夜で佐沼へ。こんな時しか会えない親戚もあって思いも一層。

コメントは受け付けていません