10月2日(水)冷え込み

衣替えを終えて秋一色かと思えば、日中は暑いくらいだ。友人とランチを一緒にしたが、景気が厳しいという事が一層理解できる。日銀が9月の企業短期経済観測調査(短観)を発表した。企業の景況感を示す業況判断指数は、大企業・製造業で前期より2ポイント低い5だった。3四半期連続の悪化で、6年3か月ぶりの低水準だ。自動車や生産用機械の悪化が目立つ。海外経済の不透明感が増す中で、輸出企業を中心に不安感を強めていることがうかがえる、と読売新聞社説だ。かつて、復興事業で休む暇もないくらいの建設も減速、水産加工業は土俵側の厳しさだ。マスコミも8%から10%へ増税になった消費税で先行き不透明感を煽っている。
さて、冷え込みのはずが暑いくらいになっている気候、革新的な技術・製品の開発や、次世代通信規格「5G」の普及を見据えた施設拡充に取り組むことも大事だ。市内中心部を歩き現実問題と役所組織の方向性、政策など共有することが大事だと自然に教えていただく。乖離するのは、現場を見ずに机上で進めていくことが多いからだ。人工的に冷え込みを加速するのは、やめていただきたい。

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