11月5日(火)同志
『相撲界に「江戸の大関より土地の三段目」という言葉がある。よその花形力士よりも地元力士をひいきにする心を意味する。よく分かる。」河北春秋の書き出しだ。同様に「遠くの親戚より近くの他人」という故事もある。血の繋がっている親類であっても、遠く離れて暮らしていれば行き来も少なくなり、情も通わなくなるもので、万が一急を要する出来事があった場合に助けられることはない。赤の他人であっても、自分の近くにいる人のほうが、かえって力になってくれるということだ。
さて、先週お話いただき、本をお借りして返済しに行きお客様と一緒に郷土史と雷神社などで懇談。丸森小斉の領主・佐藤実信公の2男・定信公の新天地移住に蛇田邑高屋敷の野谷地51町歩を仙台藩第2代藩主伊達忠宗公が払い下げ湿地帯を開墾した。いったいどうゆう思いで開墾に来たのだろうか。ふるさとを思いつつ新たな地に馳せる気持ちは?歴史は面白い。今日は、開拓した蛇田の地の佐藤定信公の氏神様「雷神社」について伺い、草鞋脱ぎ場は血を分けた人より情にに厚いなど盛り上がった。佐藤家の殿は家臣の家内安全、五穀豊穣を祈っていたという。ワクワクする。
午後からは、連休でいただいた諸課題を市役所で対応した。期待応えるべく全力投球だ。