4月26日(月)宮城新昌さん

 世界の牡蠣王と呼ばれた宮城新昌さんは1884年~1967年83歳)沖縄県で生まれた。1925年には稚貝の付いた貝殻をわら縄に通して海中に垂下する方法を考案した。同年、牡蠣の養殖と種牡蠣の養殖の最適地として石巻市の万石浦において大規模な養殖を行い、1931年からは、萩浜でも牡蠣養殖と種牡蠣の採笛が行われるようになり、その後、世界各地へ輸出した。シーファームを目指し「牡蠣は滋養がある豆腐のように安く、手軽に食べれるように」したいと願っていた。

さて、この偉業を成した宮城新昌さんと一族を顕彰する碑を昭和54年に漁業者と漁協で建立した。この碑の案内板と解説版を今度作成するため午後からは現地確認に。観光協会後藤会長からコメントを料理研究家で宮城さんの娘である岸朝子さんにいただいたと連絡があった。

いづれ、観光コースの一躍担うことになり、来月実施する。地元からこよなく愛され良き指導者となった宮城さんのようなフロンティアと慈愛に満ちた心を持って臨みたい。

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