最近の活動報告

 ライオンズクラブから案内いただいた、石巻市中央アイトピア通りの旧生協でカレーのフードサービスとミュージシャンによるライブのプロジェクトへ参加した。今回のこのPJは、『命の食べ物プロジェクト』 と『アートデリバリー プロジェクト』から成り立っていてプロジェクトメンバー(Food For Life Global JAPAN 代表 村田大介、ベジタリアン・インド料理店Govinda’s マネージャーManoj K Dewan、Haruinu Music 代表 加藤利之)で行われた。11時半にはZC阿部浩さんが、なぜ石巻での開催になったか「 国際的寺院であるISKCONでは世界中で食料救済のプロジェクトFood For Lifeが行なわれていて、今回の東北大地震で被災された方々へ世界中のISKCONのメンバーの支援したいという声も多くあり、新たに今回の震災の被災地での支援プロジェクトとして、Food For Life JAPANが立ち上がり幅広く精力的に活動している。その活動を数年前から石巻で音楽によるボランティア活動をしていたHaruinu Music 代表 加藤利之(石巻出身)がFood For Lifeに食事を提供しているインド料理店Govinda’sのマネージャーManoj氏より聴かされ、合同プロジェクトを結成することになり昨年より「食とアートの出前」活動を行っている」と趣旨を述べ、フードとミュージックのコラボスタート。会場は生協だったゆえに盛況となった。
 石巻観光協会へ移動し東日本大震災第1回石巻かほく復興写真展を見学、「復興の歩みを見つめて」のテーマの如く思いが伝わってくる。素晴らしい作品だが揃っている。とりわけ、「気持ちよく寝る妹」(菅原龍生君の作品 特選 キャノン賞)は、避難所で寝ている妹の姿を撮ったもので、妹と甥っ子亡くした私にとっても心を動かされた。早く安心できる石巻を一丸となってという改めて決心した。
 石巻グランドホテルで経済ジャーナリスト荻原博子さんから復興に対するアエラの取材を受ける。さあ、やるぞ!だ。

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 今朝の各紙は、石巻市立病院再建場所を掲載していた。昨日開催された石巻市議会の地域医療対策特別委員会に対し、東日本大震災で甚大な被害を受けた石巻市立病院の再建場所について、市は候補地をこれまで8か所示していたが、(1)JR石巻駅前駐車場(2)蛇田中近郊(3)渡波根岸前近郊-の3カ所に絞り込みした内容を示した。今後、市は16日に開催する市立病院運営審議会の意見を参考にしながら庁議で再建場所を決定し、27日に市議会に報告、24年度に基本設計と実施設計を実施し、25年度から2カ年かけて工事を行い、26年度中の診療再開を目指すスケジュールだ。 各地区の誘致要望もあり、とりわけ中心市街地活性化対策として旧庁舎跡地への誘致署名運動もあったが、狭隘なことから土地問題などからはずれたようだ。
 さて、午前中は弟と大川小学校の悲劇について検証や震災後の航空写真などで話題も多く、来客者は市立病院建設候補場所への関心や結露や追い炊き機能などへの話題が多い。午後からも久しぶりにお会いした人からも現状についてなど多い。

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はつの37回忌、峯三3回忌で菩提寺である牧浜吉祥寺の奥田住職さんらに読経していただいた。まさに、「生を明め死を明らめるは仏家一大事の因縁なり」や仏とは歩み続ける存在など思った。心を御経していただき雪が舞い散る中、お墓参り。弟、従兄と一緒に合掌し自宅で昼食、いろいろ思いがあり、はつのさんは私が高校生になった時に逝去、それまで阿部家の家督であると大事に育てていただき感謝、峯三さんは市役所のあり方や人を敬う心を指導していただいた。私から、御蔭さまではつの37回忌、峯三3回忌とどこおりなく終えることがで、昨年の大震災で本当に近い身内で行った。和尚様の読経していただいた時、雪が降り出したが、亡き祖父たちが後継者や焼香者への感謝のアピールだと挨拶させていただいた。
 夜も精進揚げで思い出と昨年東日本大震災で亡くなった妹達の話題だった。前進を誓い思いは大きくなるばかり・・・・。

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 銀行で会派政務調査費を引き出し午前10時から会派会議を開催した。グローバル石巻の行政視察の内容を確認し、代表者会議の課題となっている議員定数の考え方をそれぞれ述べていただいた。合併前127人いた議員が合併後原則(合併特例を使用せず)34人としたことなど東日本大震災で議員の対応がより望まれることなど意見は多様だ。次に、議会等の整備に対する考え方も防災拠点と併合する案など一定の方向を見いだせた。
 午後からは、東日本大震災で国民健康保険での医療費支払いが2月29日まで減免されている件や復興支援、NPOの対応など盛り沢山の質問に対しての対応,途中、お昼からの連続する大きな地震は気持のいいものではない。
 夜は、明日の法要の準備、峯三(3回忌)、はつの(37回忌)。

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 一面に真っ白な雪で覆われている。自宅の庭と入り口の坂の雪かきを行っていると朝滑って軽自動車を側溝に落としたというので、上げるのを手伝った。ガレキ撤去の現場で霊感の強い人がいて震災で亡くなった人が見えるという話を伺った。今日は東日本大震災からちょうど10ヶ月目だ。本当に早いものだ。区長さんと鎮魂のための行事などを協議した。
 午後からは、墓地への道路の件で見積もりをお願いし、議会運営委員会の打ち合わせと臨時会の申を協議し、議会運営委員会を開催し今後の議会改革について協議し市営方針に対する代表質疑の在り方、②会議等の調整、③一般質問のあり方をフィードバックしながら集約していくとした。また、開かれた議会についての実施(広報公聴委員会とリンクし)もしっかりと対応していきたいと。午後6時からは、議会運営委員会の委員正副議長、北村副市長、植松総務部長らと新年会。復興元年で一体感を議会、行政ともちながら新生石巻のための頑張ろうと挨拶させていただき懇親を深めた。

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 先週、野田首相が来ることで慌ただしくしていた各担当課だったが、ついに野田首相は午前8時半頃、飛行機で東松島市の航空自衛隊松島基地に降り立ち、バスで石巻市へ来た。被災した水産加工施設を訪れ、復旧の現状を視察し大橋地区の仮設住宅を訪れ県が設置した住民支援センターを視察し、健康管理や孤立化防止の取り組みについて説明を受けた。昨年暮れの予定が延びて実施、しっかりと被災地の声を政治に生かして欲しい。
 さて、8時半過ぎには議会事務局、会派会議の件を報告し和香園などに伺い対応。ガレキ設置場所を見て、今週号の日経ビジネスに特集されていた「日本空洞化」を乗り越える 瓦礫からの復活」で示されているように20兆円の復興特需が動き始めているのを実感する。野田首相の視察も加えて大きなステップとなっていただきたい。

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号砲がなり、石巻消防団の出初式、東日本大震災で住民の避難誘導などに当たった6人が死亡しており断腸の思いだ。 地元の先輩から連絡をいただき、お会いし「がんばる漁業支援」や漁業復興計画に対する不満を伺い対処方法など検討した。このままだと遅々として進まない現状から脱退する人達が出そうなので力を貸して欲しいという内容だ。当然ながら全力を傾注し対応していきたいとお話しさせていただいた。
 午後からも元同僚と会い、漁業復興計画が示せず午前中と同様厳しい状況を伺った。間もなくワカメの収穫期となり今後の販売方針や戦略を講ずる必要がある。夜は、石葬会館で山谷家通夜、菩提樹石巻で阿部家通夜へ。

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一面に薄っすら雪、寒いのはこれからか。午後から成人式(石巻地区)が石巻専修大学体育館で行われ出席した。控室は賑やかな石巻シンフォニックウインドアンサンブルが一緒でオープニングの音合わせ。会場には908人の新成人が出席、震災で開催が危ぶまれたが関係者の努力で開催ができた。亀山市長から「新成人の皆さんこそが石巻の明日であり復興の希望である」と式辞、阿部議長の祝辞の後、誓いの言葉を新成人を代表し阿部沙樹さん「私たちには未来があります。ふるさとを思う愛があります。私たちのまちは、きっと私たちのこの手でまた作り上げられると確信しています」と力強く述べ、鈴木桜子さんへ花束が贈呈された。例年になく賑やかな成人式だったが、久しぶりの仲間たちの再開と会って写真や懇談で思いも伝わる。何とか復興元年をと改めて誓いたい。
 夜は、泉町自宅で門脇家通夜、菩提樹渡波で佐々木家通夜。

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 やっぺす隊が、夏に次いで仮設住宅で被災した人たちを励まそうと外壁に花や動物のイラストが描かれた。 仮設住宅にイラストを描いたのは、福岡県在住のイラストレーター黒田征太郎さんで 仮設住宅で被災した人たちを励まそうと、幸福をもたらすとされるフクロウなどをペンキで描き、住人も参加し、殺風景だった外壁にたくさんの花が咲き温かな気持ちだ。
 さて、『「想定外」を想定せよ!失敗学からの提言』畑村洋太郎(NHK出版)を読む。想定とは何か、ありうることは起こる、なぜ、ありうることが忘れられるのか。「想定外」を想定せよ!、「想定外」にいかに対処するかの5章に失敗事例をもとに対処方法を示していく。どんなに発生頻度が低く「想定外」のことであっても起こる可能性が0%でない限り、起こることきには起こるという。田老町の防潮堤を事例に理解しやすい。想定外にはハードとソフトで備える必要がある。気になることは孤人は3日で飽きて3カ月で冷めて3年で忘れる、、「津波が来そうだったら逃げる」が肝心でハードソフトの両面の備えが重要だとしている。夜は、新春からの新聞など整理、石巻かほく、1月3日「新春インタビュー亀山紘石巻市長に聞く」では街側を嵩上げし整備し堤防生かし街づくり、翌日1月4日「石巻で講演会 「高盛道路」の課題指摘」として岩手県立大学元田教授が浅野亨石巻商工会議所会頭が「政府の防災復興方針に、道路の土台を高くし、防潮堤のようにガードする「2線堤」。しかし景観や街の未来をしっかり見据え、防災とまちづくり両方の観点で復興を考えたい」と挨拶し元田教授も2線堤について①仙台東部道路の成功体験が間違った方向に進ませている②盛り土には構造的に防潮堤の機能はない③地域を分断し、景観の面でまちづくりを阻害する可能性が大きいと3点指摘した。TP7.2を想定した県の防潮堤構想、3日と4日に掲載してあった記事を比較しつつ、どんな中心市街致を含めまちづくりにしたいのか情熱が見えにくい。コンセンサスをどう得るのか議論したい。

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 庁内を廻り議会事務局、NPOでの話題は昨夜の新年祝賀会での亀山市長の挨拶が話題となっている。決して忘れてはいけない3月11日の未曾有の東日本大震災を3月16日と話し会場からブーイング、メニューが多すぎ長いなど関係者として気が気でならなかったということと昨年より2割多い587名、来場者の面々に結構知らない人が多く復興応援団の方かという話だ。また、亀山市長の挨拶「三越石巻の地鎮祭で中心市街地に新規建物」が出たが、場所は立町2丁目のヤマト屋書店跡地で3月8日のオープンを目指している。
 夜は、区長さんと区運営、復興への懇談。

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