3月2日(火)見直し

 朝、生温いように暖かい。曇天から雨、強風へ。午前10時から石巻市議会総務企画委員会で付託された6案件(条例3件、当初予算2件、補正予算1件)について審議。6案件とも可決すべきものと決した。場面を過ごすと時系列に変化がわかるようにしないといけないので、幾つか質した。何事も出来ない理由を述べるのではなく、どうしたら解決出来るかと言う視点が大事だ。
 日本経済新聞大機小機に「地域活性化 前提を見直せ」が掲載された。やがてポストコロナの時代に入るが、コロナ前からの日本の経済社会は多くの課題を抱えていた。この諸課題は、コロナ後にも続くが大きく変化しポストコロナの経済社会環境に沿った政策を再設計する必要があると指摘している。地域活性化も2015年度を初年度とする第1期の活性化戦略に次いで2020年度から第2期がスタートしたばかりだが、大きく環境が変化したにもかかわらずコロナ前の戦略では無理があるという。特に重要になるのは、政策目標としての人口姿だと。「まち・ひと・しごと創生長期ビジョン」の出生率が実現不可能な甘い想定だと指摘。結びに『現実的な人口の前提に基づいて「いじゃに人口を増やすか」ではなく「どうすれば人口が減っても地域の住民が幸せに暮らせるか」を考えるべきだ』と結んでいる。本日の委員会でも財政調整基金が骨格予算にも関わらず32億円強の取り崩しについて質したが、見直しを行うことが大切だ。

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