６月26日(土)人口減少
日本経済新聞に『日本の総人口0.7%減、1億2622万人 世界11位に転落 20年国勢調査』の記事が掲載された。総務省が発表した2020年の国勢調査（速報）では、日本の人口は5年前に比べ86万8177人（0.7%）減の1億2622万6568人だった。国別にみた人口規模ランキングで日本は世界11位となり、戦後初めてトップ10から陥落した。人口減少は生産活動に必要な労働力を確保するうえでの制約となり、成長や社会保障の足かせとなる。デジタル化に対応した再教育など生産性を高める対策が急務だとして関連記事を３面４面に詳細に掲載。社説にも『2020年10月に行った、5年に1度の国勢調査の速報値がまとまった。前回から始まった人口減少の流れは歯止めがかからず、特に地方で加速している。人口減少が迫る社会制度の再構築や地域づくりが急務であることを改めて認識すべきだ』として歯止めを掛ける各分野の制度改革を急ぐべきとしている。
さて、ご案内いただき、アイトピアホールで開催された『東日本大震災から10年…震災復興祈念フォーラム』第１部に参加した。タイムリーに人口減少で限界集落と進んでいる実際の岩手県や宮城県の地域に若者が溶け込み起業、共生していくもので手法でなるほどと考えさせられる。前述の日経に人口減少の中、人口を増やした市町村も約300自治体あって子育て支援の拡充が効果と伝えていた。石巻市も減少が大きい。
フォーラム１部の後「いしのまき元気いちば ４周年感謝祭」石森会長、喜栄さん、よさこい舞綺瓔、萌江ちゃん、キクラゲの阿部水産さん他多くの方々とお会いした。大変賑やかだったが日経「データで読む 地域再生」に『アニメ聖地巡礼 経済潤す』。アニメに登場する舞台を訪ねる観光スタイルが勢いを増している。「アニメの聖地巡礼」と呼ばれ、民間の関連サイトにファンらが登録したスポットは5000カ所を超え、7年で倍増した。舞台は全国に広がり再生の芽になっているという。移動し石巻日和ライオンズクラブの献血推進と骨髄バンクドナー登録説明をイオン石巻で開催していて午後から合流、厳し現状を発信して促進。いずれにせよ、いろんな角度から策が必要だ。