7月12日(月)金科玉条
新聞休刊、昨日の日本経済新聞オピニオンの科学(1)『多数決は誰の意思か「SNS上では3割が決定」』と興味深い記事が掲載されていた。内容は『世界を動かす力の一つにオピニオンがある。人々が織りなす考えや主張は社会のムードをつくり、時代を塗り替えてきた。そのオピニオン誕生の力学がスマートフォンやSNS(交流サイト)の普及で変わってきたのではないか。好奇心旺盛な科学者らが新たな原理の探索に乗り出した。【多数決】賛成者の多い意見を集団として受け入れて物事を決めるしくみ――。私たちは多数決が公平さを担保し、民主主義の根幹をなすと信じている。だからこそ、人々は選挙などの結果を受け入れる。だが、多数決は金科玉条なのか。』と疑問を呈している。確かに、2〜3割の意見が全体に優先してしまう。確信者と他人の意見に影響を受ける浮動票者の模擬計算に納得する。以前ガラム博士が発表した論文では、わずか17%の意見が世論を左右するという。結びに、一人ひとりが情報の海の中で生きる現代は、意思決定が誰にとっても難しい時代でもある。そんな今を生きているという自覚が求められると結んでいる。
さて、週明けは土日にお願いされた諸課題などの対応で市役所をはじめ県へ行き、一つづつ対応で忙しいかった。政治も経済もブレること無く金科玉条となって欲しいものだ。