7月15日(木)目途

 15日朝、五十鈴神社参拝へ向かうお地蔵様過ぎの場所、東日本大震災で流されずに留まっていた石碑が、ようやく全て復旧の目処がたった。地元、小積浜の漁業集落・低平地の復興事業は9月末まで延長されていた。一つひとつしっかりと諸課題を解決して行く。
 さて、目途が立たないのが、新型コロナウイルス感染症の収束だ。東京都内では、新たに1308人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、2日連続で1000人を超えた。1週間前の木曜日からおよそ400人増えていて、感染の急拡大が続いている。宮城県内でも、新たに45人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、2日連続の40人台で、感染確認の発表が前の週の同じ曜日を上回るのも10日連続と、感染拡大が止まらない状況だ。ここにきて、利府町の宮城スタジアムで21~31日行われる東京五輪のサッカー男女10試合を巡り、村井嘉浩知事が新型コロナウイルス対策を徹底した上で、有観客での開催を受け入れる方針の発言で賛否が分かれ話題になっている。仙台市の郡市長は、感染の再拡大のおそれがあるとして、大会組織委員会に無観客での開催を求める要請書を送ったほか、県や市の医師会、市民団体や宮城県議会4会派なども無観客開催を求めている。感染症拡大との状況関係を注視し対応をのぞみたい。

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