5月31日(月)成長の研究に学ぶ

 日経ビジネス成長の研究を読む。ホームセンターの「コメリ」が農業支援に本腰を入れている事例が掲載されていた。農業の技術指導、資材販売や金融などJAが担ってきた役割を担いつつあるという。農村部市場を地道に開拓する事業展開が、農政の転換期に新たな意味を持ち始めている。「高収入」と「成長力」を兼備、資本金188億200万円で本社を新潟市に築き、新潟市の地元JA元役員は「もうJAには出荷しない」明言している。「調達」から「金融」まで本来JAが行わなければならないことをしっかり行い「農業支援」を進めるユメリは素晴らしい。その分、系統にとっては、脅威だろう。

 さて、狐崎事務所では、第2回支所運営委員が開催され深く考える時間をいただいた。前述の「コメリ」の件は、JAばかりの問題はなくJFにとっても同様だ。協同運動を行う組合の向く方向は組合員へだ。まさに、成長の研究に学だ。

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