9月22日(水)持続可能

 河北新報に『進む二極化、内陸部深刻(4)人口減<耕論・宮城知事選>』が掲載された。結果は見なくてもハッキリしてある。特に、数字は残酷なまでに、人口減少の厳しい現実を映し出した。宮城県の2020年国勢調査結果。全35市町村のうち8割の28市町で人口が減った。県全体の減少率は過去最高の1.3%。一部の自治体がたどる下降線は、「地方消滅」の危機を訴えた日本創成会議の人口予測「増田レポート」の想定に近いと。先に石巻市議会全員協議会で説明され更に下方修正した。東日本大震災で住民の転出が相次いだ沿岸部の減少率は、気仙沼市5.9%、石巻市4.7%など依然高い水準で推移。沿岸被災地よりむしろ、内陸部が深刻かもしれない。白石、角田、登米、栗原の4市はいずれも前回の減少率を上回る7%超だという。独走する仙台市の人口は2020年国勢調査で109万7196に達し、過去最高を更新。由々しき問題だ。
 さて、お彼岸で焼香。地域問題としてSDGsをはじめとする持続可能な開発の話題に、夕方からの石巻日和ライオンズクラブの事業委員会と例会はZoomで参加。レオクラブの作り方・注意点の講話をゲストスピーカーのOSEAL レオ諮問パネリスト L森 範子(南大阪みささぎLC)さんにお話いただいた。アクティビティの充実も会員増加が関連するのでネクストの若手レオクラブの育成が重要だ。

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