9月28日(火)現場主義
立憲民主党の枝野幸男代表が次期衆院選公約の第6弾として経済政策を発表した。新型コロナの影響を受けた中間層への手当てとして、年収1千万円程度以下の個人には所得税を1年間実質免除し、低所得者には給付金を支給することを掲げた。これに対して、先日講演を聞いたばかりの「夜回り先生」こと教育家の水谷修氏は、この案に対して「恩恵を受けるのは中流層」とし、「そこからはじき出された貧困層」などへの配慮を求めて「枝野さん、もう少し考えて欲しい」と呼びかけたと報道された。報道を聞きながら、水谷先生の声が聞こえてくるようだ。今救わなくてはならないのは、一に「分厚い中流」の人たちではなく、今を今日を何とか生きぬこうと苦しんでいる、「分厚い中流」からはじき出されてしまった人たちや貧困に苦しむ若者たち、片親家庭、高齢者の人たちなのではないですかと。現場を良く知らないと生きた政策とならない。声なき声や現場主義でなければならない。
さて、用事があって気仙沼市へ。朝ドラの「おかえりモネ」を用いたPRが各地で凄い、現場が一番だ。足を伸ばし橋の掛かった大島へ。その後、シャークミュージアムでの「おかえりモネ」展を見学しランチ。偶然、元役所OBと会ってビックリ。地元に戻り地区の日赤募金やSDGsなど対応。