9月27日(月)期待

 朝の目覚めが良い。スムーズに動けて、午前中は新たな産業に動き出した件で相談を受け渡波で懇談。午後からは市役所で先の用件も踏まえて対応した。いろいろ悩ましい要請なども未だに続く。
 さて、日本経済新聞に『「第100代首相」に望むこと 対話と新時代ビジョンを』が掲載されて当然だと思った。菅義偉政権が発足して間もない1年前、本コラムで「スガノミクス成功の条件」というテーマで、菅政権は新型コロナウイルス対策と日本の将来に必要な構造改革を融合させることが重要と書いたと。そこで、デジタル庁創設など掲げた1年前だったが、退陣となった1番は構造問題に踏み込んだ改革が出来ず、コロナ対策が後手後手となったことだ。改めて第100代首相には「国民との対話」と「政策決定の透明性」、3つ目が「新政策ビジョン」が指摘されていた。
 さて、同紙に『地方自治×アマゾン』で、コロナ禍で再注目される地域活性化の新たな事例、東京一極集中を是正しようと、地方が独自の資産を用いて地域の価値を向上させる地域活性化の重要性が叫ばれ続けている。コロナ禍に伴って地方移住への注目度は増しているとはいえ、2021年に入っても東京都の人口はまだまだ増加傾向にある。こうした現状は、地方自治体が地域を活性化させる対策を練ってはいるものの、思うような成果が挙がっていないことの表れでもあり、地域活性化に不可欠な行政・民間企業・市民の連携に加え、ECが起爆剤となって成果を収めた稀有な事例です。その背景には、Amazonが地方自治体と連携し、地域活性化を後押しするという、新たな取り組みが紹介されていた。新たな地域活性化の形に踏み込んでいる。自治体と連携してDXを推し進める中小企業、これまで何度も提言していた。仕切り直しでの取り組みに期待したい。

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