10月7日(木)問題意識

 天気予報が外れて、朝の散歩が出来た。日本経済新聞春秋に『本格的な秋の到来とともに、ノーベル賞の話題はやってくる。連日のニュースを聞いて、ああ、もう10月かと気が急く人は多いはずだ。もっとも、そんな季節なのに近年の気温の高さときたら……。きのうの東京も、オフィス街では夏と変わらぬクールビズが目立った。地球温暖化がじわじわ進む現実を思わざるを得ない。折しも、そのメカニズム解明に寄与した米プリンストン大学上席研究員の真鍋淑郎さんが、….』とノーベル賞受賞した真鍋さんの研究テーマ温暖化「外に出て気候の変化を肌で感じること」だと。まさに肌で変化に気づく力と好奇心と危機感が未来へ繋がる。夕方、テレビ朝日ニュース特集で、「北海道の海の異変」が各地に大きな影響を与えていると。「ウニ丼」を1つ出す度、3500円の赤字となっているお店からは悲鳴の声が上がっているという。えりも漁業協同組合のウニ部会長が「皆無だ…全滅。何カ所も潜ったけども、辛うじて生きていたのが1個かそれくらい」漁業被害が広がっているのは、日高から根室にかけての太平洋沿岸。死んだウニが大量に浜に打ち上げられるなど、大量死が問題となっている。本日、道東の厚岸町に水産庁が現地調査に入り、例年漁獲する数量の、8割程度が死滅しているという。大量死の原因の一つとみられているのが、道東では珍しい赤潮。北海道はさらに、海水温の上昇や、大雨の影響を含めて調査していると、由々しき問題だ。
 さて、司法書士事務所に寄り法務局で登記。その後、石巻日和ライオンズクラブの件で東松島市教育委員会と石巻市教育委員会へさらに諸課題対応で各部へ。問題意識と危機管理を痛切に感じた。午後2時、石巻商工会議所付近で副市長や担当部職員と会ったが、中心市街地活性化協議会理事会のようだったが、未来ある対応を願ってやまない。問題意識を抱き、社会変化とニーズに合った対応が重要だ。

コメントは受け付けていません