10月22日(金)冷え

 日本経済新聞春秋に『読み進むうち、体が震えて暖をとりたくなる。夏目漱石が冬の一日をつづった短編「火鉢」。自宅の水道は凍って、2つになる子どもは「寒い」と泣き続けている。書斎に退き、火鉢に手をかざすが、手だけが熱くて背や肩がむやみに冷える。耐えかねて、妻に尋ねた。
 「去年、煖炉(ストーブ)をたいたとき炭代はいくらだったか」。しかし、費用がかかると聞き、あきらめた――。前半のあらすじだ。ここ数日の急な気温の低下に加え、…』と。まさに春秋の通り肌寒く風も。さらに、日銀仙台支店が、定例の記者会見で東北地方の景気について、新型コロナウイルスの感染者が減少している一方、宴会の自粛などの動きが続き、飲食業を中心に依然、厳しい状況にあるという見方を示したとNHKニュース。加えて、議員の辞職に伴う宮城県議会議員の2つの選挙区(石巻・牡鹿選挙区、多賀城・七ヶ浜選挙区)の補欠選挙の告示され、いずれも2人が立候補して選挙戦に入ったことで、銀行やランチの店など行く先々で補選に対する思い・ご意見をちょうだいした。受け止めて活動して参ります。夜は、妻の誕生日祝い。

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