10月30日(土)政策
小笠原諸島の海底火山「福徳岡ノ場」の噴火で、噴出した軽石が黒潮によって運ばれ、11月末ごろ千葉県など関東地方沿岸に到達する可能性があることが29日までに、海洋研究開発機構の試算で分かった。流される途中で沈んだり拡散したりすることがあり、実際に到達する量は不明という報道から、昨日から沖縄県に大量の軽石が漂着した国頭村の辺土名漁港で撤去作業を始めたと。本日は沖合の軽石が流れ込むのを防ぐため、県の委託を受けた業者が午前9時ごろからボートを使って漁港の入り口にフェンスを設置したと。日本経済新聞春秋に『「名も知らぬ遠き島より/流れ寄る椰子(やし)の実一つ」――。島崎藤村の「椰子の実」は明治に発表され、昭和に入ると歌になって人気を得た。遠い海の向こうに楽園があるという日本人の南洋幻想を育てた作品のひとつでもあるが、もとは藤村ではなく友人の体験だった。友人とは民俗学者の柳田国男。海で漂着した椰子の実に気づき、長い旅路に驚いたのが後の「海上の道」につながる。…』から軽石の漂着の備えを万全に「想定外でした」という言い訳はやめたいと提言している。
さて、本日が最後の石巻市役所荻浜支所の期日前投票所での投票立会人だ。選挙運動期間の最終日とあって熱舌戦がヒートアップしていると思う。SNSで政策を動かすが日本経済新聞の1面だ。SNS(交流サイト)が政治家の発信に変化を促している。日本経済新聞は前衆院議員と政党の計360アカウントのツイッターを約9年分、分析した。今回の衆院選は「子育て」「女性」「改革」の語句が増え、リツイートも集める。反応にあわせて身近な政策に力を入れる様子がうかがえるという。しっかりとした政策と実行力・実現力を注視し判断材料として、明日の投開票日、声を大にして「選挙に行きましょう!」と訴えたい。