11月23日(火)勤労感謝の日
清々しい良い天気になったが、風が強くなってきた。勤労感謝の日で人出が多いが、他県ナンバーの車も多かった。働く意義だが、人はなぜ、働くのか。『人はなぜ働かなくてはならないのか』(小浜逸郎 著) 労働が私たちの社会的な存在のあり方そのものによって根源的に規定されてあるということには、三つの意味が含まれている。一つは、私たちの労働による生産物やサービス行動が、単に私たち自身に向かって投与されたものではなく、同時に必ず、「だれか他の人のためのもの」という規定を帯びることであると。一方で、諸説あるが、「働く」の語源は「傍(はた)を楽にする」だともいわれている。「はた」というのは他者のことで、他者の負担を軽くしてあげる、楽にしてあげる、というのがもともとの「働く」の意味だとも。しっかりと考えてみたい。
さて、「働き方改革」を推進するには、「長時間労働の解消」「正規・非正規の格差解消」「柔軟な働き方の実現」という、3つの柱を確立することが重要だといわれている。これらは、日本が抱えている大きな課題となるため、企業としても積極的に取り組む必要がある。2019年4月施行されたが、これからが月60時間以上の時間外労働に割増賃金率の引き上げや少子高齢化に伴う労働力不足の危機などしっかりとした対応が必要だ。本日は休日のためか、午後から友人達と一緒になり懇談できた。価値観が多様化し、いろいろ考えさせられるが、前例踏襲から脱皮し大胆ば改革を必要としている。