11月27日(土)深化
本来なら30日だが、調整により阿衡院祖尹政康禅居士(亡き父)の一周忌の法要を執り行った。賑やかなことが好きだったが、コロナ禍のため子ども孫と従姉妹代表限定での法要が滞りなくできた。風はあったものの天気にも恵まれ菩提寺の吉祥寺御和尚さんに読経していただき精進あげも無事に。
さて、見えない世界から見える世界へ。日本経済新聞のデータで読む地域再生に『自治体業務をAIで深化 さいたま、数秒で保育所選考』が掲載された。市長選の公約にも記したDXを支えるAIはその中核技術の一つだ。人工知能(AI)を行政の効率化に生かす自治体が増えている。総務省によると、2020年度の市区町村への導入率は21.6%と、19年度から13.4ポイント上昇した。人口減少の加速で人員や予算の確保が難しくなる中、先端技術を生かして「危機」に立ち向かう自治体、さいたま市保育所選考で30人程度の職員が丸3日かけていた9000件以上の入所申請書類から親の労働時間や祖父母の同居の有無などの条件を点数化しわずか数秒でできた事例など紹介されていた。調査によれば、東北6県で人工知能(AI)を2020年度までに導入した市町村の割合が最も高かったのは岩手県で24.2%だった。他の5県は軒並み1ケタ台と、全国に比べて遅れが目立つが、導入自治体で保育所の入所選考や会議の議事録作成、給与処理など住民サービス向上や業務の効率化に役立てている。自治体業務がAIで深化している。石巻市のDXは、財政危機が迫っている中で対応を注視していく。