11月26日(金)意欲

 日本経済新聞第2部「人生100年の羅針盤」に倍賞千恵子さんの記事『年齢なんて、数字に過ぎない』と倍賞千恵子さんと言えば、映画「男はつらいよ」シリーズでは風来坊の兄をけなげに支える異母妹さくらを演じ続け、演技にも、容姿にも、下町育ちの親しみやすさがあふれている。決して偉ぶらず、誰からも愛される庶民派の俳優であり、童謡はじめ歌手としても活躍。元気の源は「無理しない自然体の生き方」だという。今年6月で80歳を迎え、気持ちは若い頃と変わらない、年齢なんてただの数字にすぎないというコメントは多くの方々に勇気と元気をいただけと思う。後記で、実生活でも近所付き合いを欠かさない。血のつながりがなくても人間の絆は作れる。介護、防犯生きがいなど問題の処方箋は、かつて当たり前だった下町の風景に隠されている気がすると結んでいた。無縁社会など個が優先され殺伐とした感じがする。地域コミュニティのあり方など本日も懇談で盛り上がった。倍賞千恵子さんの座右の銘は、『実るほど頭を垂れる稲穂かな』だ。謙虚でありながら意欲満々、しっかりと見習いたい。
 さて、冬タイヤに履き替え、依頼のあった牡蠣や地域コミュニティの懇談など忙中閑あり。しかし、人は見ないようにして行動や言語をしっかりと見ている。今後も天地に恥じない行動を行なっていく。土曜日を利用した父の一周忌逮夜で改めて誓う。

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