12月11日(土)東日本大震災から10年9ヵ月
東日本大震災から10年9ヵ月の月命日で河北地区へ。大川小跡地の遺構では、多くの方々訪問していた。ちょうど語り部の鈴木典行さんが説明、会釈でご挨拶した。夕方のNHKニュースでその模様を報道していた。どうやら、防災を学ぶために訪れた石巻専修大学の外国人留学生らおよそ20人に震災直後の状況について説明し、土の中に埋まっていた子どもたちを何日もかけて掘り出し、抱き上げたなど鈴木さんは当時、学校が児童らを高台に避難させず、校庭にとどまらせたことを振り返り、自分の地域でどんな災害が起きるか考えて、絶対に避難してほしいと訴えたと。機会を捉えて、伝えて行くことは大変良いことだ。失われた尊い命をいかすことができる。最近、多発する地震だが、災害への準備は何度も想定しても限りない。
さて、いろいろとご意見をいただき、有難い。国会での石原伸晃内閣官房参与(自民党元幹事長)が、自身が代表を務める政治団体による雇用調整助成金(雇調金)受給問題で辞任に追い込まれた件などどれも良い話ではない。まして衆院選で落選した石原氏を岸田文雄首相が参与に起用したのも「お友達人事」と見られていただけに、首相にとって大きな打撃だ。野党は週明けからの国会論戦で首相の任命責任を厳しく追及する方針だと。コロナ禍、建設的な意見や議論を臨みたい。