1月14日(金)新たな対応

 不登校などの問題に対応する『宮城県の新しい県立高校構想』が明らかになった。新しい構想は、本日に開かれた県立高校将来構想審議会で県教育庁が発表した。2019年の調査では、1年間の欠席日数が30日以上の「不登校傾向」の生徒は、77の県立高校のうち73校に在籍しているという実態だ。このため、県教育庁では生徒それぞれの興味や関心に応じて学べる新しい形の高校を検討してきた。示された構想では、定時制や通信制の機能を併せ持ち、朝から夜まで学べるこれまでにない「全日制高校」を基本に検討するとしている。具体的には、単位制にして生徒が自分で時間割を組むことや、集団生活が苦手でも安心できるようにクラスを無くすこと、「チューター」と呼ばれる教員がサポートすることなどが盛り込まれているとkhbニュース。
 さて、宮城県内で新型コロナウイルスに石巻市内のスポーツ団体でクラスターが発生、新たに感染が確認されたのは、仙台市で45人、加美町で6人、石巻市で5人、大崎市、柴田町、七ヶ浜町で各3人など計76人感染したと発表した。公表済みの感染者のうち、オミクロン株感染の疑いがある患者は新たに60人確認された。このため、宮城県は対策本部会議を県庁で開き、県内の感染状況を現在の「レベル1(維持すべきレベル)以下」から「レベル2(警戒を強化すべきレベル)」に引き上げた。飲食店の利用は1テーブル4人までとし、感染拡大地域への不要不急の移動自粛を同日から県民に求める。全国の感染者は午後5時半時点で新たに2万642人が確認されたと速報。新規感染者が2万人を上回るのは昨年9月1日以来で、約4カ月半ぶり。後藤厚生労働大臣は、社会機能を維持できるよう濃厚接触者に求めている宿泊施設や自宅での待機期間を、現在の14日間から10日間に短縮する方針を明らかにした。オミクロン株によって新型コロナウイルスの感染拡大のスピードはこれまでより格段に速くなっている一方で重症化しにくいとも言われ新たな対応が求められる。

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