1月15日(土)競争
朝、妻と地元の五十鈴神社を参拝、榊をいただき神棚に供えた。新年も早いもので15日、日本経済新聞1面の『農業新品種、登録2.9倍』が興味深いデータが掲載された。農業産出額の減少傾向が続くなか、付加価値の高いブランド作物を生み出そうと、自治体や地域の農協が積極的な品種登録を進めている。有効登録数(2021年9月末時点)は、1994年度の産出額(耕種)ピーク時から2.9倍に拡大した。他産地との明確な差異化は、競争を勝ち抜く武器となる。
地域ごとに気象の変化が大きい東北は各地で栽培に適した農作物の品種改良が進む。2021年度(9月末時点)の登録品種数は東北全体で194件と、1994年度比で4倍近く増えた。増加数35件で東北トップの福島県は全国で5位。同7位の岩手県では花の輸出にも取り組んでいる。宮城県は15件。
さて、『石巻市子どもの権利に関する条例』~子どもの権利が尊重され、そして保障されるまち~を提案したので大きな関心を持って「2021年度子どもの権利に関する標語コンテスト」の優秀作品展を見学。石巻市役所1階で今月31日まで展示されている。コンテストは石巻市・石巻市教育委員会・南三陸人権啓発活動地域ネットワーク協議会が主催で本年度は市内23小学校から517人、11中学校から501人の計1,018作品の応募。コロナ禍や身近な体験など伝わってくる。
残念な一報、大学入学共通テストの会場になっている東京大学の門の前で受験生など3人が切りつけられてけがをした事件が発生したと。SNSで親戚が携わっている「味の見える化」だが、牡蠣養殖で『味覚センサー』を用いたと。このセンサーは、日本で開発された世界初の味覚を測定するセンサーで『おいしさ』の重要な構成要素となる基本的な味覚(旨味、苦味、塩味、酸味、甘味、渋味) を数値化し、客観的に表現することができる。可視化による競争力強化に繋がる。日進月歩、学ぶ、スキルアップしていかないと競争できない。しっかり力をつけていく。