1月16日(日)脅威

 深夜の防災無線広報でビックリ。南太平洋のトンガの火山島で大規模な噴火が発生し、周辺では1メートル近い津波が発生、気象庁は東北地方の岩手県に津波警報を出したほか、青森の太平洋沿岸と日本海沿岸宮城、福島の太平洋沿岸に津波注意報を出した。テレビで状況を確認しながら、朝まであまり眠れないまま明けた。幸いにも大きな被害も出ていないが、十分注意が必要だ。それにしても、トンガは日本の南東約7800キロのポリネシア地域にある。日本との時差は4時間。大小170余りのサンゴの島からなり、人口は約10万4000人。面積は720平方キロメートルで、奄美大島や対馬とほぼ同じです。首都ヌクアロファのあるトンガタプ島は人口の75%が住んでいる。複数のラグビー日本代表選手の母国でる。ふと生まれた1960年5月のチリ地震津波を思い出した。
 朝食後、本日は「藪入り」と「閻魔賽日」。ご先祖様と災害をはじめ市民の安寧を願いお墓参り、自宅の小積浜霊園と妻の石巻霊園へ。道路はオミクロン株の激増と津波注意報の関係でガラガラだったが、霊園は墓参りの方々が大勢いた。合掌してから、近くに寄り上品の郷の石森会長キッチンカーでランチ。ナリサワギャラリーでの初春縁起物色紙展示販売会の作品を見学。色紙、掛け軸など干支の寅や赤富士など目の保養になった。やっと津波注意報や警報が解除されてホッとした。午後3時過ぎに、ROADIEの演奏会へ。夜、報道で宮城県内の最大波は、仙台港で70センチ(午前0時38分)、石巻市鮎川で70センチ(午前2時11分)、石巻港で50センチ(午前7時2分)を知った。また、津波注意報が午後2時に解除後、石巻市のカキの生産者が養殖いかだの被害状況を確認した。16日に確認した結果、アンカーが波で流されたり、ロープが絡まったりするなど被害が出たいかだは1割ほどあったと。
 さて、新型コロナウイルスの新たな感染者は宮城県内79人、内訳は仙台市で55人、名取市で5人、大崎市と岩沼市、県外在住で3人、栗原市と柴田町、亘理町で2人、石巻市、東松島市、女川町、大和町で各1人。全国で2万5658人の感染が発表。脅威は、いつ、どこで起こるかわからない。危機管理の徹底が大切だ。

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