3月4日(金)原点

 三寒四温の言葉通り、春がそこまで来ている感じがするが、寒くなったりじれったい。日本経済新聞のビジネス2、「ヒットのクスリ」。10年でメーク落とし日本一 業界の常識超える「素人力」は興味深い。『伝説のプロレスラー、ジャイアント馬場は全日本プロレスが盛り上がらない中、週刊プロレスの記者などが提案した対戦カードを組んでみた。馬場には興味が持てないカードだが、これが観客に大いに受けた。馬場には理由がわからない。しかし記者はファンの心が分かった。それはプロレスファンだからだ。以降、馬場は自分の価値観に固執することをやめた(柳沢健著「1964年のジャイアント馬場」より)。』と、企業がやりたいことと消費者が見たいことが違うと言うことだ。議会や役所にも同じことが言える。『古びた業界の倫理に従わない「素人力」が発揮できている』という。あくまで観客という業界が通じない相手との勝負はどの世界も同じではないか。今日は現場の声を聞く機会を得た。まさに志を得た原点に立ち返り一層の決意だ。
 さて、宮城県内では、673人が新型コロナウイルスに感染。したと発表した。前週の金曜日(25日)の611人を62人下回った。新規感染者の市町村別内訳は仙台市327人、大崎市46人、石巻市41人、登米市32人、多賀城市30人など。全国では、6万3746人。

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