3月12日(土)心のケア

 東日本大震災の発生から11年となるのにあわせて、岸田総理大臣は本日も岩手県と宮城県の被災地を訪問、石巻市の復興祈念公園を訪れ、献花と黙とうを行ったあと、宮城県の遠藤副知事や石巻市長から、新型コロナの影響で、集団移転した住民のコミュニティーの形成が遅れている状況などについて説明。NHKニュースによれば、このあと岸田総理大臣は記者団に対し「震災と原発事故の貴重な教訓を後世に継承し、防災や減災に生かしていくことは私たちの責務だ。今後も被災地の自治体とも連携しながら努力していく」と述べた。そして、引き続き、心のケアや産業、なりわいの復興といったソフト面での取り組みを着実に進めていかなければならない。生活再建のステージに応じて切れ目なく支援するという考え方に基づき自治体の取り組みを後押ししたいと。まさに重要なことだ。
 さて、宮城県内では、771人が新型コロナウイルスに感染。先週の同じ曜日・5日より106人多く新規感染者数の高止まりが続いている。市町村別の内訳は、仙台市が357人、名取市が91人、多賀城市が51人、利府町が41人、塩釜市が33人、大崎市が24人、石巻市が21人、岩沼市と亘理町がそれぞれ20人、登米市が15人、柴田町が14人、東松島市が10人、角田市と富谷市、美里町がそれぞれ9人など。全国では、5万5328人。

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