3月23日(水)検証

 政策効果を検証できない国の事業が乱立している。毎年度の収支や進捗を記す「行政事業レビューシート」を日本経済新聞が点検したところ、終了年度の成果目標を示していない事業が3割強に達した。予算の適正さと費用対効果を判断する基準がなければ財政規律は緩む。各府省が予算獲得に満足し、検証を軽んじる姿勢が浮かんできたと昨日の日本経済新聞一面。そもそも行政事業レビューは約5000ある国の事業すべてを毎年度、外部有識者を交えて総点検し、ムダな支出や改善点がないかを見直す制度。民主党政権が2010年度に導入し、自民党に政権交代後も引き継がれた。事業の効率化や透明性を高め、国民に説明責任を果たすために実施するものだ。それが、32%にあたる444事業で終了年度の成果目標がないとは由々しき問題だ。
 さて、寒さが戻り、散歩もサクサクと霜を潰して歩き、午前中は地震関係被害などで市役所で対応した。こちらは成果目標がはっきりとしている。一方で、外国為替市場で円が対ドルで下落し、一時1ドル=121円台をつけた報道で驚きだ。さらに、お願いしていた女性が出馬することを本日決めたと連絡いただき、驚きより感心、これで39人?
 宮城県530人が新型コロナウイルスに感染。前週の水曜日(16日、729人)を下回った。市町村別の内訳は仙台市275人、多賀城市24人、名取市22人、石巻市と塩釜市各19人、大崎市18人、七ケ浜町14人、角田市13人など。

コメントは受け付けていません