7月12日(火)虚実

 参院選は自民党が単独で改選過半数を得て大勝した。衆院を解散しない限り2025年の参院選まで大型国政選挙はなく、岸田文雄首相が政策を実現しやすい「黄金の3年間」を手にしたとの見方がある。一方で歴史を振り返ると衆院解散なしに同じ首相が全うした例がない事実もあると日本経済新聞に掲載された。改憲発議もできる限り早くという表明もあった。
 一方で、物価高や原子力発電所の再稼働、防衛力強化など重要課題は山積する。本日の円安で1ドル137円などとウクライナ情勢を受けて物価高の対応は容赦しない。コロナウイルス対策も第7波で東京都で1万5千人を超えた。初の天然ガスの節約も出てエネルギーや防衛力強化は難易度が高い。さらに社会保障・規制改革と財政問題も大きい。さらに追い討ちを掛ける凶行を許した警察の責任、安倍元首相を失った影響などだ。
 さて、今月8日に奈良市内で街頭演説中に男に狙撃され、安倍晋三元総理大臣がお亡くなり本日午後1時から石巻市役所に、ご逝去記帳所が設置された。懇談先で連絡をいただき、さっそく記帳のため市役所へ。記帳しながら、東日本大震災はじめいろいろ関わりが有り、何とも言えない言葉にならない思いで、丁度葬儀告別式の時間と重なり、ご冥福を心からお祈り申し上げながら名前を書いた。15日金曜日の午後5時まで受付る。
 「黄金の3年」杞憂であることを願い、早期に良き方向へ展開することを望む。

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