8月21日(日)伝統

 暑いが比較的に湿度が低くくカラッとしている。「牡鹿鯨まつり」に出席。東日本大震災後は会場を内陸側に移し開催していたが、元の港での開催は12年ぶりに復活し、新型コロナウイルス感染症で2年中止し3年ぶりの開催となった。本間秋彦さんと阿部未来さんの進行で開会宣言、齋藤石巻市長主催者挨拶、伊藤信太郎衆議院議員の祝辞、来賓紹介で石巻市議会議員3人(私、木村美輝議員、我妻久美子議員)が紹介され鮎川小学校全児童による太鼓で開幕。続く寄磯小学校は体調不良で急遽中止。ランチを食べて、改めて「鯨まつり」について考えると牡鹿鯨まつりは、1953年(昭和28年)から海難事故者の慰霊・鯨霊供養をこめて開催されているお祭り。ホエールタウンおしかに昭和30年代の写真が掲げられていた。当時の活気が伝わってきる。東日本大震災が2011年(平成23年)に発災したが、平成25年に復活した。さすが、捕鯨の町・牡鹿の文化を伝承する祭りだ。私の祖父は、マルハで鯨の解剖長を行っていたのでより一層近く感じた。その後、自宅に戻り、鯨まつりと一緒に昨日、開幕した石巻市街地と牡鹿半島を舞台に繰り広げられるアート・音楽・食の総合芸術祭「Reborn-Art Festival 2021-22[後期]」。地元荻浜のはまさいさいも賑やかだ。市内にお通夜へ出掛けて自宅に戻ると、宮城県では新たに3255人が新型コロナウイルスに感染。日曜日としては過去最多。市町村別では、仙台市1,717人、大崎市208人、石巻市206人、名取市151人、多賀城市88人、登米市65人、利府町61人、栗原市59人、富谷市58人、東松島市53人、柴田町52人、気仙沼市・塩釜市で各51人、岩沼市50人など。全国では253,265人。東京都内では、24,780人が感染。1週間前の日曜日より2,000人余り増えた。何と、岸田総理大臣は昨夜に微熱やせきなどの症状が出たため、本日午前10時に総理大臣公邸でPCR検査を受けたところ、午後4時に新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと報道があった。誰が罹ってもおかしくない伝統を守りつつ変化に対応して処理願いたい。

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