9月8日(木)懸念

 きょうは二十四節気の「白露」。朝晩の気温が下がり、草木の露が白く見える頃とされるの通り、昨日からの雨で日中の気温は上がらず、蒸して暑いと思うと肌寒さになったりした。
 さて、円が急落してビックリと同時に大きな影響が起こる兆しを懸念。昨日に続き外国為替市場で一時1ドル=144円台半ばまで下落と1998年8月以来、およそ24年ぶりの円安・ドル高水準となった。下落幅は1週間で5円にも達する。今後の円相場の見通しを市場参加者に聞くと、日米の金融政策の方向性の違いを背景に、年末にかけて150円を試すとの声もある。
 財務省と金融庁、日銀は「国際金融資本市場に関する情報交換会合(3者会合)」を開いた。神田真人財務官は足元の円相場の動向は投機的な動きを背景に「明らかに過度な変動だ」とけん制した。政府として「このような動きが継続すれば、あらゆる措置を排除せず必要な対応を取る準備がある」と強調した。由々しき問題だ。議会も昨日同様に2委員会が現地視察と書面審査。連絡をいただき、相談業務で懇談。いろいろなケースを伺い環境や状況が複雑多岐になっている。
 夜、自宅に戻ると円安の一方で、東京株式市場で日経平均株価は大幅に反発し、大引けは前日に比べ634円98銭(2.31%)高の2万8065円28銭だった。8月31日以来およそ1週間ぶりに2万8000円台を回復したと。

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