10月3日(月)相場

 『外国為替市場で円が対ドルで下落し、一時1ドル=145円台を付けた。145円台は政府・日銀が円買い・ドル売り介入に踏み切った日本時間9月22日以来となる。前週末に発表された米物価指標が前月から伸び、米長期金利が上昇。日米金利差の拡大を意識した円売り・ドル買いが進んでいる。9月22日の円買い介入の直後、円相場は一時140円台前半まで円が買い戻される場面があった。しかし、米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めが長期化するとの見方から米長期金利が一段と上昇し、多くの通貨に対してドル高が進んだ。』と日本経済新聞が報じた。鈴木俊一財務相は本日の閣議後の記者会見で、1ドル=145円に迫る水準まで再び進んだ円安・ドル高を受けて「過度な変動に対しては適切な対応をとりたい」と述べた。9月22日に続く円買い・ドル売りの為替介入を辞さない姿勢を示した。奇しくも、岸田総理大臣が臨時国会で所信表明演説を行っていた頃だ。演説で、構造的な賃上げに向け、成長分野で働くための学び直しの支援に5年間で1兆円を投入する方針を表明した。また、電気料金について、家計や企業の負担を直接和らげるため、前例のない対策を講じる考えを示した。
 さて、面白い統計がある。イギリスの『エコノミスト』の「ビッグマック指数」だ。日本では410円だが、1位のスイスは949円であり、「法外な値段だ」と感じる。アメリカは738.1円で、日本の1.9倍になる。イギリスやドイツも、日本より大分高い。中国が483円で、日本より2割弱高い。2021年6月には日本より安かったのだが、ついに中国のほうが日本より高くなってしまった。韓国の463円も、日本より高いと感じる。賃金も同様だ。世界に通用する日本をと願う。
 本日は、朝一番で連休時の課題対応とGo!Go!ラリーの御礼。その後、保健所で「ドックラン」の対応と懇談が4連続。厳しい経済情勢に支援体制の強化だ。

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