11月26日(土)権利
昨日、東北電力は、一般的な家庭向け電気料金の値上げを経済産業省に申請。値上げ幅は平均32.94%で、2023年4月1日の実施を目指すと。これは、燃料価格の高騰と記録的な円安で、東北電力は2022年9月中間連結決算で1363億円の最終赤字を計上した。このままでは電力の安定供給に影響を及ぼしかねないため値上げ申請に踏み切ったという。主力の家庭向け料金プランを契約する標準家庭(使用量月260キロワット時)の場合、現在月8565円の料金が1万1282円となり、月額2717円の負担増となる。偶然、水産加工の専務と一緒になり、水揚げが減少したところに電気料金の値上げで厳しい経営環境の現状を伺った。まさに死活問題だと。
午前10時から「パン屋はこ」で、玉手箱マルシェ。美味しいパンにクレープ、コーヒーとかわいいハンドメイドの雪だるまや正月飾りを体験。石巻専修大学で、「石巻市子どもの権利に関する講演会」に出席。午後1時から「子どもの権利に関する標語コンテスト表彰式」で渡邊副市長が行い、NPO法人ビーンズふくしま副理事長鈴木綾 氏『権利の視点から不登校を考える〜不登校の語れ方と語り方〜』人権尊重するってどういうことかについてお話しいただいた。権利条例提案した1人として冥利に尽きた。それにしても、権利としての子ども参加の理念を元に、論として体系 化したのが, ロジャー・ハートの「子ども参画論」はなるほどと思った。子ども参画とは、子ども参画を人の人生や人が暮らすコミュニティの生活に影響を与える意思決定を共有するプロセスであると定義したものだ。「参画のは しご」では, 子どもの参画形態を 8 つに分けて提示する。 ハートは はしごの上段にいくほど, 子どもが主体的に関る程度が大きいことを示す。しかし、これは子どもた ちが必ずしもいつも彼らの能力を出し切った状態で活動 すべきであるということを意味しているのではないとし、参画の形態が子どもの発達や状況に応じている必要性を示した例だ。
さて、終了後、マルホンまきあーとテラス前、ブッキングのため、合掌としたが『東日本大震災十三回忌復興祈願法要。夜は、地元プロジェクトについて懇談。