12月27日(火)バランス

 『場当たり更迭、政権痛撃 閣僚辞任、2カ月で4人 通常国会へ守勢鮮明 支持回復は見通せず』の日本経済新聞。岸田文雄首相が秋葉賢也復興相を事実上、更迭する。およそ2カ月で4人目となる閣僚辞任は2023年1月に召集する通常国会の火種を消すことを優先した判断だ。防衛費増額に向けた増税時期の調整や原子力発電所の活用に向けた法案審議を控え首相の守勢が鮮明になってきたと報道。『秋葉復興相更迭、閣僚4人目 首相「責任受け止める」』と河北新報。岸田文雄首相は27日、政治資金問題や公選法違反疑惑が発覚した秋葉賢也復興相を更迭し、後任に渡辺博道元復興相を起用した。わずか2カ月で閣僚交代は4人目。首相の求心力低下は免れない。性的少数者を巡る過去の表現が不適切だと国会で批判された杉田水脈総務政務官も更迭。首相は「任命責任を重く受け止める」と官邸で記者団に述べた。来年1月の外国訪問や2023年度予算成立など実績を積み重ね、政権運営の立て直しを図る。野党は首相の後手対応を厳しく批判した。首相は閣僚辞任ドミノによる政権運営への影響に関し「山積する課題への取り組みを続け、職責を果たす」と述べるにとどめたと。さらに、『早過ぎる退場、被災地がっかり 秋葉復興相更迭へ 「辞めるのは当然」「何したいか見えず」』と。「政治とカネ」など複数の疑惑を抱える秋葉賢也復興相が事実上、更迭されることになった。東日本大震災で津波被害に遭った仙台市宮城野、若林両区を地盤とし、宮城県関係国会議員で初の復興相だった秋葉氏のお粗末で早過ぎる退場。復興への手腕を期待した被災地から怒りや失望の声が上がったと地元紙。
 さて、本日も挨拶して午後から『令和4年度子どもの貧困及び障害者理解促進講演会』がマルホンまきあーとテラスで開催され、出席。第1部は石巻専修大人間学部准教授の野島那津子氏が「障害と貧困~『社会的排除』の観点から」の講演。第2部はシドニーパラリンピック車いすバスケ日本代表主将の根木慎志氏が「すてきに生きよう~誰もが違いを認めてすてきに輝く社会を目指して」と講演。1部から2部への間の休憩時に受付前で就労継続B型事業所「YUTTARI」の豆腐と同じく「パーラー山と田んぼ」のフルーツサンドなどの販売で購入。年の瀬も押し迫り、移動。夜、自宅に戻ると、防衛費増額をめぐり、岸田総理大臣は、民放のBS番組で、再来年以降の適切な時期とした増税の実施前に、衆議院の解散・総選挙に臨む考えがあるかについて「それまでには選挙はあると思う」と述べたとNHKニュース。バランスが重要だ。

コメントは受け付けていません