1月5日(木)年頭

 朝、河北新報に『気仙沼市、人口減対策に50億円 2023年度から10年間 給食無償化など』はビックリ。気仙沼市は2023年度から、小中学校の給食費無償化など10年間で50億円規模の新たな人口減少対策に乗り出す。22年度に46億円超と大幅に増加したふるさと納税の寄付を活用する。既に実施している18歳までの子ども医療費無償化と併せて、子育て世代の移住・定住を促進すると。
昨日、宮城県政を表す漢字で村井知事は「交」を示した。理由について今、コロナ禍で大変な状況が続いているが2023年はおそらくコロナも落ちついて多くの人がいろんな場所で交わる、交流を持てる、そういう年にしていきたいということからだ。また、本年に力を入れる政策としては、新型コロナと物価高騰対策、震災復興の3つを大きな柱にするとした。
 さて、県漁協表浜支所からスタートし地元石巻市立東浜小学校・荻浜中学校の新年のご挨拶。両校とも2月25日に閉校式を控えて準備状況など伺った。中学校の校歌をさとう宗幸さんが作曲、当時のサイン入り色紙が校長室に掲げてあり、万感の思いを感じた。午後2時から恒例の宮城県内トップを切る令和5年の石巻市 桃生地区成人式が桃生公民館で開催された。新成人55人(男性25人、女性30人)が対象で51人が出席。市民憲章を成澤あかりさんが独唱、市長式辞、議長・安住衆議院議員祝辞、誓いの言葉(相澤隼翔・伊丸岡咲良)、新成人のメッセージ(佐々木祐義・榊田共花)、恩師のお祝いメッセージ、思い出のアルバムなど式典も厳かでした。成人としての自覚を胸に同じ仲間として歓迎。移動して、新年賀詞交歓会(石巻市、石巻商工会議所主催)が石巻グランドホテルで開催された。受付で580人ほどの登録名簿をいただいたが、コロナ禍のため年頭挨拶等の式典だけなので出席者は少なめ、早々に後にした。「交」は、コロナ禍蔓延で少々時間を要するが、次の目標対策として重要だ。移住定住を促進する給食費の無償化は大きい。念頭にあたって従来の概念や希望的観測ではなく、実現することが必要だ。

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