1月16日(月)薮入り
道の駅硯の里おがつ「学生展」が本日16日〜2月12日まで開催。大賞に選ばれた「生まれ故郷」涌谷町立涌谷中学校3年成田結斗さんをはじめ小学生から高校生まで素晴らしい力作揃いだ。各作品に励まされ触発され、何か書きたくなった。
お昼から各部で諸課題の対応をした。何と無く慌ただしくしていて夕方帰宅途中の花屋さんのチョークで書いてある看板に『16日は薮入りです』で「藪入り」を思い出し、例年お墓参りに小積浜霊園と石巻霊園に行くのですが、合掌でお許しをいただいた。それにしても、工事関係者など「地獄の釜の蓋もあく」と言うことで例年お休みしていたが、今年は関係ないのかなぁ。
自宅に戻ると、長引くコロナ禍や物価高の影響で、全国で介護事業者の倒産が急増していて、2022年1年間の倒産件数は2000年以降で最多となっていると言うニュース。宮城県の施設からは、支援の在り方を見直してほしいとの声が聞かれたと。そういえば、長引くコロナ禍や物価高なども影響し、2022年の「老人福祉・介護事業」倒産は介護保険制度が始まった2000年以降で最多の143件(前年比76.5%増)を記録した。新型コロナ関連倒産が前年比5.7倍の63件と急増。介護報酬によるサービス料金が固定されている一方で、光熱費や食材などの価格上昇を転嫁できないまま経営が悪化するケースも散見され、コロナ関連の支援縮小も背景にあると東京商工リサーチが公開していた。そして、今後も介護報酬は大幅なプラス改定の可能性が低く、報酬単位の加算が取れない事業者の淘汰は避けられないだろう。自動化や効率化によるコスト削減や人材獲得が優位な大手と、難しい小規模事業者の格差が拡大すると、2023年の介護事業者の倒産は増勢がさらに強まる可能性が高いと結んでいた。厳しさが増すようだ。