1月19日(木)挑戦
朗報、第168回芥川賞(日本文学振興会主催)の発表が東京都であり、仙台市出身で在住の書店員、佐藤厚志さんの「荒地の家族」が受賞した。これまでの報道でノミネートされ佐藤さんが丸善仙台アエル店に勤務する様子やその傍ら執筆を続け、2017年に第49回新潮新人賞を「蛇沼」で受賞しデビュー。2020年の第3回仙台短編文学賞で「境界の円居」が大賞に選ばれた。2021年「象の皮膚」で第34回三島由紀夫賞候補となった。今回受賞した「荒地の家族」は宮城県亘理町が舞台。東日本大震災の津波で仕事道具を全て失い、後に妻を病気で亡くした造園業の男性を主人公に、喪失を抱えながら生きる人々の心情を被災地のリアルな情景とともに描き出すと評されていた。おめでとうございます。
さて、午後3時から石巻市議会各会派説明会で日高見の会と一緒に受けました。
保健福祉部から、①夜間急患センターにおける院内処方の実施について、院内処方により患者への処方を継続することで診療から処方までの医療を提供する。②出産・子育て応援交付金事業概要(案)により妊娠期から出産・子育てまで一貫して身近で相談に応じ、様々なニーズに即した必要な支援につなぐ伴走型に相談支援を充実し、経済的支援を図る。
建設部から、①東日本大震災災害復旧事業(不動沢1号幹線管渠)の完成時期について、接続管渠44路線の工事施工に当たり当該未使用管渠が支障となり設計変更が生じて令和5年7月まで事業期間の延伸となる。②石巻市営住宅等における同居親族要件の追加について、同居親族に関する定義が各住宅条例で規定されていることから条例の一部改正について提案する。
市民生活部から、①石巻市犯罪被害者支援条例の施行について、国・県の動向を注視し調査研究を行い関係機関と調整協議の結果、石巻警察署所轄の2市1町共通のものとし、「相談窓口の設置」「支援金の支給」「居住の安定」の支援内容で進め11条からなる条例。
会計課から、①基金運用方法の見直しについて、石巻市の24基金を保有して金融機関に預金しているが、運用益が期待できないため、債券による運用の実施をしたいなど盛りだくさんだ。当初議会への付議も有り、それぞれの案件を調査研究して対応して参ります。