1月18日(水)受験

 日本経済新聞春秋に『はじめて「チュウジュ」と聞いたとき、何のことか分からなかった。中受=中学受験の略という。冬休み明け、一部の小学校では登校人数ががくんと減っている。受験の追い込みで休む子が珍しくないからだ。歯抜け模様の教室で教壇に立つ先生は少々気の毒に思える。菅原道真公をまつった東京・湯島天神では、こんもりと積み上がった絵馬の山がいくつもできていた。人様の願いをのぞくことにいささか後ろめたさを覚えつつ眺めると…』と。あたかも申し合わせたように、2023年度公立高の入学者選抜出願希望調査の結果を発表したと。石巻地区の全日制8校で最も高い倍率は石巻工の電気情報科と土木システム科の1.40倍で、石巻西の1.36倍、石巻工機械科の1.33倍と続いた。22年度1.17倍の石巻好文館は0.88倍で定員割れした。石巻も定員に1人届かず1.00倍だった。定員割れは石巻工化学技術科の0.43倍をはじめ7校9学科・コース。石巻地区全体の全日制の志願者数は1197人で、募集定員1440人に対する志願倍率は0.83倍(22年度0.86倍)だった。いずれ、受験は1つの関門、エールを贈りたい。
 さて、宮城県合同庁舎で水産漁港部をはじめご挨拶と諸案件で懇談。終えて、タイミングよく1階ロビーで毎月第3水曜日の「みやぎ水産の日」が開催されていた。加工品をセットにした「渡波セット」をはじめ販売していたので、幾つか購入。その加工品も非常に厳しい環境と伺った。消費者も大変だが、受験の如く難関の様子。出来るだけ、応援したい。

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