1月21日(土)知財

日本経済新聞データで読む地域再生に『ご当地産品、知財で育む』が掲載された。地場産品を知的財産として守り、育てる動きが広がってきたという。地名と商品・サービス名から成る地域ブランドを「地域団体商標」として登録しやすくする制度が2006年に始まり、全国の有効登録数は22年末現在で741件になった。模倣品の排除やライセンス契約による販路拡大が見込めるが、効力は国内にとどまる。中国で日本の地名などを第三者が登録する例が相次ぐ中、海外対応を見据えた戦略づくりが欠かせない。ちなみに、東北の「地域団体商標」の登録件数は2022年末で60件と、制度が始まった06年度の12件から5倍に増えた。ブランド力向上を通じ、新規参入増加による地域の活性化や、新規販路の開拓につながっている。宮城県の「仙台味噌」は海外輸出を目指し、山形県の「スノーラーメン」は体験を通じて、外国人観光客にもアピールを強めると。「地域の財産」として関係者が認識を共有して権利の保護と活用に専門的感覚が必須だ。
 さて、午前中は明日のイベント調整と準備し午後から石ノ森萬画館で『「十二国記」山田章博原画展』が本日より4月9日まで開催。東北地方では、原画展初開催で過去最大規模となる150点以上の直筆原画が集結、ということもあって若い家族連れやカップルで混んでいます。繊細な画に魅せられ「十二国記」シリーズの30年史を辿り、その後、スタンプラリーで市役所でゴール。今まで大きな関心は無かったが、十二国記のブランドの強さを感じた。「地域団体商標」741件になったが、インバウンドやアフターコロナ対応へ推進して行く。

コメントは受け付けていません