2月28日(火)人口減少

 令和4年に生まれた赤ちゃんの数(出生数)は前年比5.1%減の79万9728人で、統計開始以来、初の80万人割れとなったことが、厚生労働省の人口動態統計(速報値)で分かった。外国人を除いた「概数」は77万人前後になる見通し。死亡数の速報値は同12万9744人増の158万2033人と過去最多になった。婚姻件数は3年ぶりに増加した。国立社会保障・人口問題研究所の推計(2017年)では、外国人を含む出生数が79万人台になるのは、2033年とされていた。国内の日本人に限った出生数が77万人台になるのも、同じ2033年と見込んでいた。いずれも想定より11年早く少子化が進んだことになる。岸田文雄首相が掲げる「次元の異なる少子化対策」の具体的政策について、新設の関係府省会議が3月末をめどにたたき台をまとめる予定で、実効性が求められると。本日、8番目に奇しくも人口減少・出生率に関して「市長の政治姿勢について」通告した。午前10時から石巻市議会総務企画委員会で付託された案件について審議し全案件とも可決すべきものと決した。諸案件についても各課で対応。自宅に戻ると、さとう宗幸さんからのお礼状が届いていた。良い事は見習いたい。夜、時事通信ニュースで、岸田文雄首相は、2022年の全国人口動態統計(速報値)で年間出生数が統計開始以来初めて80万人を割ったことについて「危機的状況だ」と述べた。その上で「少子化のトレンドを反転させるため、今求められる子ども・子育て政策を具体化し、政策を進めていくことが重要だ」と強調したと。真の原因を理解しないと政策は、的外れになると思う。

コメントは受け付けていません