4月30日(日)耕す

 日本経済新聞チャートは語る『農業再生 企業が耕す 国内販売額の4割 国際競争力は道半ば』が掲載された。農業への企業型経営の導入が浸透してきた。法人経営は3万2200社と5年で3割増え、国内で生産された農産物の販売額に占める割合も4割に達した。異業種の参入や大規模農家の企業への転換が進む。日本の農業は主要国で突出して高齢者の比率が高い。農業離れが進むなか、若い世代を取り込む受け皿になりつつある。千葉県柏市の大規模農場。22棟のハウスが並び、イチゴの栽培棟では農薬を散布するロボットが動き回る。日射量や温度をセンサーで監視し、データを基に人口知能(AI)で収穫量を予想しているという。農地を借りる「リース方式」が解禁され、企業の参入が容易になった。2003年に構造改革特区に限って認められ、09年からは全国で全面解禁された。一方で農地を所有して営むのは引き続き壁が高い。一般企業は限られた特区でのみ所有でき、法改正を受けて9月から条件付きで全国で可能になる。
 さて、朝から雨だがランニングも継続して1ヵ月続けることができた。身体や心を耕すことは大事だ。身体の次は、石巻地区華道協会の「令和5年第28回いけばな展」が昨日から森芳春荘で開催へ。草月流、小原流、池坊、古流庵家会、龍生派、本原遠州流、日本華道学会霞山流の7流派(77人が所属し31人が出品)が一堂に会する作品展に加え会場の庭園を散策し訪れた人の体感や彩な生花で目を楽しませていただいた。会期は明日5月1日まで。次に、友人の店舗に寄り懇談し、『中村佑介20周年展―20th ANNIVERSARY YUSUKE NAKAMURA EXHIBITION―』が開催されている石ノ森萬画館へ(会期:2023年7月2日(日)まで)。イラストレーターの中村佑介さんは、2002年から活動をスタートし、昨年で活動20周年を迎え、ロックバンド「ASIAN KUNG-FU GENERATION」のCDジャケットや、小説『謎解きはディナーのあとで』、『夜は短し歩けよ乙女』などの書籍カバーを手がけるなど大活躍中だ。県外ナンバーの車もたくさん来ていてファン層の強さを感じた。夕方、法事へ。

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