5月9日(火)謙虚
「礼は敬より生じ、慢より廃す」。議論が感情的に過熱しかけると、そんな自戒の言葉も出た。傲慢を排し敬意をもって接するとあったのは、日本経済新聞春秋だ。『鯛の姿焼きにアワビ醤油煮、キジの焼き物も。江戸時代、12回にわたり来日した朝鮮通信使を道中でもてなしたごちそうの一例だ。対馬から瀬戸内をへて江戸に向かうこの外交使節団を、人々は各地で歓待した。異文化に触れたいと、宿場で面会を求める人も大勢いた。通信使側も長い旅路の見聞を本国に伝えた。「刀傷が顔の表にあれば勇敢、耳の後ろなら臆病とされる」。1719年の第9回通信使で編まれた「海游録」に当時の日本社会の風俗をつぶさに紹介しているとし、日韓のシャトル外交に提言してあった。所謂、傲慢を排し敬意をもって接することが大事だと。その通り、慣れてきたりすると出やすく謙虚さを忘れてはならない。
さて、朝は低めだった気温も上昇した。2ヵ月に1度の母と祖母の石巻市立病院の通院で受付して妻と合流して検査から順に。途中で結構知り合いの方々とお会いし、付き添いですか?と聞かれた。幸い私も妻も病院にお世話になっておらず助かっている。院内で高齢化社会と健康の有り難さを知る機会となっている。また、今朝の新聞報道でのインタビューへの回答も含め謙虚に自己に厳しさをという指摘もあった。妻と車椅子を押しながら実感。終了後、市役所で対応し市内でNPO法人団体と懇談GWでの週明け一層忙しい。自己を忘れることなく、しっかりと対応していく。