6月19日(月)挑戦
来年4月からトラック運転手に、残業の上限を年960時間とする規制が適用される。過酷な労働環境の改善につながる一方で、運転手1人が運べる荷物は減ってしまう。いわゆる物流がいったいどうなってしまうのかという「2024年問題」が起きる。従業員を増やそうとしても、低賃金や過重労働がネックとなって、新規採用は難しい。高齢化も進み、担い手の減少が深刻になっている。業界全体の悩みでもある。何の対策も講じなければ、24年度には14%、30年度は34%の輸送力が不足する恐れがあるとされている。規制の適用開始までに残された期間は、10カ月を切り対応を急がなければならない。そこで、政府は、関係閣僚会議を開いて政策パッケージをまとめた。大きな柱は、スムーズな輸送を妨げる宅配便の再配達を、できる限り減らす取り組みである。長年にわたる商慣習が一朝一夕に改まるとは考えにくいが、粘り強く取り組んでいくことが大切だ。そこへ、日本郵政の連結子会社である日本郵便とヤマトホールディングス傘下のヤマト運輸は本日、ヤマトのメール便などの配達を日本郵便に全量委託すると発表した。物流業界で人手不足が深刻化するなか、ヤマトは非中核事業を切り離し、日本郵便は郵便物配達で積載率を高めると言う。まさに生き残り策だ。興味深い。
さて、午前中は先日のいしのまき復興マラソンの反省も有り、ご案内いただき、メンズ・カーブス石巻蛇田へ。筋トレなど新たな学びと体験でワクワクと新たな挑戦だ。午後からは市役所、各担当部で対応し22日市長と宮城県へ要望する事項の打ち合わせ。新たな挑戦は重要だ。