6月24日(土)本質

 政府が閣議決定した今年の経済財政運営の指針「骨太方針」が、来年度予算編成の基本となるものだが、岸田文雄首相肝いりの「異次元の少子化対策」をはじめ、具体的な財源は多くが曖昧となっている。先週閉会した国の借金の答弁にも違和感を感じたが、国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス)を黒字化する財政健全化目標は、達成が見通せないのに危機感が全くないように感じる。歳出削減や少子高齢化への議員定数削減など身を切る責任感と腹を決めた覚悟が見当たらない。新型コロナ対策で2020年度以降の度重なる大型補正予算の編成で、政府の歳出はたがが外れたようだ。予備費を10兆円規模で計上したことも、予算の肥大化を加速させた。防衛費をはじめ、財源の曖昧は国民がしっかりと注視している。
 さて、お客様の訪問を続けて受けた。午後からは、石巻地区日中友好協会2023年度定期総会を大もりやで開催され出席した。黙祷後、白井省三会長の挨拶のあとに来賓4人がご挨拶し祝電が紹介され全議案承認された。その後、記念写真を撮影し、日中平和友好条約締結45周年記念講演、中国駐在11年「中国ぶらり旅」と題し、わかりやすい写真を使いながら白井省三会長が行った。総会、記念講演会の後は、交流会。

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